【帰 国】


楽しい時間程過ぎるのが早い。
ロスの空港に来た時は「あぁ、帰国したら激貧生活が待っているだけなのか・・涙」という空しい感傷がひたひたとぴよの胸に迫って来た。(それにしても大袈裟だなー。笑)

ガイドさんに行きの飛行機での嬉しいハプニング(もちろん例のビジネス・クラスに乗れたアレだ)の事を嬉々として話したら「それではワタシも頑張ってみましょう!」と航空会社のカウンターに行って何やら喧嘩のよーな?激論をグランドホステスのねーちゃんとやり始めた。
(早口の英語でまくし立てていたから何言ってんのかわかんなかったよう)

息を弾ませてガイドさんが「せっかく行きでいい思いをしたのですから、帰りもいい気持ちで帰ってもらいたくて頑張りました」と言いながらなんとビジネス・シートのチケットを持って来るじゃ〜ないか!!
すごいっ!すごすぎるっ!!

ありがとうガイドさん!  ありがとうJAL!!


かくして貧乏夫婦ゴージャスな空の旅を手に入れたのだった♪(^-^)


余談だけど。

帰りの飛行機が搭乗アナウンスが入ってチケットを切って搭乗ラウンジに入って、いざ飛行機に乗ろうと思ったところでエンジントラブルが発覚!
「搭乗をお待ち下さい」のアナウンス。
・・・20分経ち、30分経ち、だんだんラウンジで不満の声があがる。
既にチケットを切ってしまっているので、ティーラウンジやDFSのある場所へは戻らせてもらえない。
スッチーのおねーさん達が飛行機内で配る為に用意してあった飲み物や雑誌を配りながら一生懸命不満で激昂する乗客の対応をしている・・・スッチーって本当に大変なお仕事ね。(^-^;

結局、2時間ラウンジで待たされてようやく飛行機に乗れたのだった。



【帰国後の事】


正直、エンジン・トラブルと聞いた時には
「このまま帰りの飛行機が落ちたら、私の一生は幸せの絶頂で終える事が出来るのに」等と不謹慎な事を考えていたが、本当に帰国後の貧乏ぶりと言ったら死んだ方がマシな状態だった。(爆)

その後友達も続々と結婚して色んな新婚旅行のお土産をもらったけど、たぶんぴよが配ったお土産が一番貧相なモノだったと自負している。(自負してどーする!涙)
お祝いしてくれたみんな、それから結婚後の生活の援助をせっせとしてくれたぴよぴよダーの両親、本当にありがとうございました。m(_ _)m

結婚当初は「こんな生活で大丈夫だろーか?」と思っていたぴよ夫婦も、紆余曲折の末ボーナスはたいてN.Yにお買い物をしに行く程にまで生活が向上したのだった。(笑)
また機会があったらN.Y旅行記もUPしたいと思います。

                           
【おしまい】




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