【第3日目・1月26日】



目が覚めて外を見たら・・・小雪が舞っていた。(T-T) 
とりあえず朝食を食べてからホテルをチェックアウトして、荷物を持ってトボトボと雪の中を歩いて長崎駅前のバスターミナルのコインロッカーに入れる。

あまりの寒さに近くの喫茶店に緊急避難!
そこでガイドブックを広げて、今日の観光ルートについてぴよママと健闘する。昨日ホテルの人に聞いた話だと平和祈念像が改修工事の為に見られないとか。・・・そー言えば本当は昨日の夜は稲佐山(標高333m、長崎市内を一望出来る観光スポット)に夜景を見に行くつもりだったのに、ロープーウェイがメンテで止まってるとかで断念したし。
今回の旅行はなんだかツイてないなぁ。(>_<)

気を取り直して修学旅行生が行きそうな基本的観光ルートをチョイス。とりあえず出島を見に行く事にする。
路面電車で出島駅まで。降りてホームの観光掲示板を見ながら「出島・・・出島・・・」ぴよ母子が探していると突然知らないおじさん「出島というのはですね」と出島の歴史について観光説明を始めたぞ!(*_*)

延々10分くらい詳しく説明をした後「それでは私はここで失礼させて頂きます。」とご丁寧に挨拶をして立ち去って行った。・・・あの人は何者だったんだろう???(笑)
ミニ出島・・・なんだか箱庭みたいでショボイじゃねーか!!(笑)
でもね、今回の旅行で思ったのは『長崎の人ってなんてヨソ者(旅行者)に優しいんだろう!!』っていう事。
バスの運転手さんも、見知らぬおばあちゃんおじさんも、それに通りすがりのタクシーの人「ご旅行ですか?」って声をかけて来て、色々オススメの場所やお店を教えてくれたり困ってると助けてくれたりする。

ぴよ
名古屋市内で、いかにも旅行者っていう人や修学旅行生のグループガイドブックを見たり道を探しているような場面を今まで何度も見かけてきた。
でも、1度もこちらから声をかけた事なんてなかったよ。(-_-;)
・・・なんてぴよ不親切でイヤなヤツだったんだろう・・・本当に反省しました。 これからは旅行者を見かけたら絶対にこっちから声をかけてあげよう!って長崎の親切なみなさんに誓ったよ!(でもまだその誓いは実現してないんだけど。涙)

さて。
お昼はそんな親切なタクシーの運転手さんからの情報で新地中華街にある「地元の人も行列を作る!」という激ウマな中華料理屋さんへ。(げげっ!また店の名前覚えてねーぞ。涙)
シュウマイ、チンジャオロース、等々。そして名物『ブタの角煮』(この店の名物なの?それとも長崎の名物なの?汗)おっと!シメは肉まん♪ ・・・どれをとっても超!超!激ウマですぅーーーー!!
孔子屏。この極彩色は日本にない発想だよなー。(^-^; 同じく孔子屏にて。こーいうつまんねー洒落って誰でもやるよね?(笑)

長崎は観光ルートがきちんと出来ている!(笑) 
まず有名なオランダ坂(でも小さくてどーって事ない坂だよ?汗)を昇り、西洋建築群を見て回って(アチコチに資料館等が点在していて見所は随所にありますぜ♪)坂降りて来ると孔子屏があります。

  ※孔子屏 中国人が始めて外国に作った中国式宮殿。孔子って要するに菅原道真みたいなもん?(^-^;

ここはぴよ的にはオススメの場所です! 博物館が中にあるけど、かなり面白かったっす!
大浦天主堂にやって来る頃には晴れたり曇ったりしていた空からハラハラとを舞い散らせて来た・・・さ、寒いぞ!長崎よ!!(T-T)
宗教弾圧の歴史のある長崎の町には見るべき史跡が沢山残されてます。

そして、今回ぴよ達が触れる事はなかったけど、長崎は世界でも数少ない原爆を落された町という悲しい歴史も持っています。
今度ここに来る時は、平和祈念像も見に行きたいなぁ・・と大浦天主堂の資料館を見ながら痛感したぴよ母子だったのだ。

大浦天主堂のお隣は、これまた超有名な観光地『グラバー園』があります。 いやぁ〜、まったくムダのない観光ルートになってて感心しちゃいます。(笑)

このグラバー園は、ぴよが思っていたよりもずっと敷地が広くてびっくりした!
要するにかってのちょっとおハイソ系外国人居留地って感じでっすね。(^-^;
「ふぅ〜ん・・・」っていう感想。(おいおい。笑)
大浦天主堂。雪が降ってて死ぬ程寒かった・・・うぅ。(T-T)
お約束のグラバー園前ね♪ ぴよママはご機嫌で写真撮りまくってました。

グラバー園を出て坂を降りたところで『福砂屋』さん(長崎堂に続くカステラ屋さんの老舗)の可愛らしいショップを発見。もうそろそろ空港に行かなきゃいけないのでここでお約束通りカステラをお土産に購入。

路面電車で長崎駅まで移動して、長崎駅前のバスターミナルからバスで長崎空港まで移動する。

やっぱり国内旅行って・・・あわただしいな、っていうのが感想。
あ、国内旅行っていうのもおかしいけど、観光地ってやっぱり行くと何も見ない訳にはいかないぞ!って気にさせちゃうよね。(^-^;

でも、長崎という街は不思議な力があります。
人の優しさに触れられる、そして長崎が持つ数々の悲しい歴史を垣間見る事が出来る。
それは日本人として忘れちゃいけないモノばっかりだとぴよは思いました。


              【おまけのページがあるので、よかったら覗いてみてね♪】




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