イタリア



【カプリ島 -ヴィラ・ジョビス、アウグスト公園、ソローラ山、他-】


気を取り直して旅行記を続けよう


← ホテルの部屋から見える景色

まずホテルのフロントで
「青の洞窟」に行けるか聞いてみる
・・・今日は波が高くてツアーは
催行中止になっているそうだ(涙)

いい。まだ明日がある!

じゃあ今日は島内観光にしよう。
島のメインは丘の上「カプリ地区」
ケーブルカーに乗って移動だ!
カプリ地区のメイン広場にある時計台 →

大抵の旅番組でカプリ島を特集すると
ほぼ100%この時計台は写す(笑)


周囲は小さな土産物屋が軒を連ね・・・

と言いたいトコロなんだが
(まあ、それもあるんだが)

何故か高級ブランドブティックが
ずらりと立ち並んでいる。
プラダ、グッチ、フェラガモ、ゼニア、e.t.c.


世界中のお金持ちがサマーバカンスを
楽しむカプリ島、物価が異常に高い

長期滞在をするセレブも多いので
セレブの「お着替え調達用」に
これらの高級ブランドのショップが
出店している模様。はぁ~(溜息)


ダーがさっきから「ヴィラ・ジョビス」「ヴィラ・ジョビス」とうるさくて散策出来ねぇ(涙)

なんでも、ヴィラ・ジョビスというのはローマ帝国第二代皇帝・ティベリウス帝26年間住み、この地からローマ帝国統治したという居住地らしい。ティベリウス帝はこのカプリ島の自分の邸宅からの眺めをこよなく愛し、亡くなるまでこの地に居続けたそうだ。

・・・と、ダー説明が一通り終わったトコロで、どうせノーアイディアだったので、そのティベリウス帝がこよなく愛したという「ヴィラ・ジョビス」とやらに行く事にしよう。


カプリ島って狭い場所に
ひしめき合うように家が
立ち並んでいるんですよ

だから道がすごく狭い

何でもヴィラ・ジョビスは
島の東のはずれにあるそうだ
ま、でも大きな島じゃないしね

結構歩いたつもりなんだが
それらしい看板すら目にしない

ホントに道合ってんのか?


と思った頃、ダーが指を指して
「あ!ヴィラ・ジョビスが見えて来た」


え?どこ?どこ?
(右画像にカーソル当ててね)


・・・めっちゃくちゃ遠いやんけっ(怒)


の中心、カプリ地区からは徒歩で30~40分は歩くだろうか?
たかだか30~40分なのか、と思うでしょ?それがさー、ヒトツない焼きつく太陽の下を延々歩くんですから結構キツイんですって!しかも行くまでが結構登り坂が多くてね、地図上で見た直線距離は大した事ない割りにに来ますよ、ココ(涙)





そんなこんなでようやく着いた!
案内看板?がタイルに書かれてるんだけど、妙にらぶり~だったり♪


まあ、見事な程の廃墟だった(笑)


後に修道院として使われていた
らしく?一部の場所は建物が
後付で作られている模様


だがしかし、ここからの眺めは
確かに溜息が出る程美しい

左画像の白い岩の上に
展望台のようにせり出した
一角がある

ここから死刑囚を突き落としては
眺めていた、等と言う
禍々しい伝説も残っているとか?


ここは苦労しても歩いて来てみる価値はあるかもしれない。(ってか歩きしか行く方法がないっす)
遺跡としては本当に「なんじゃこりゃ」廃墟なんだが(苦笑)、ローマ帝国好きな人ならココまで足を運んだというのは多少なりとも自慢になるんじゃなかろうか。

ダー古い石畳石壁を触りながら「ここをあのティベリウス帝もこうやって歩いたんだ♪」と、いたくご機嫌な様子だった。
そもそも、このヴィラ・ジョビスカプリ地区から一本道で、しかも断崖絶壁の頂に建っている。
ヴィラ・ジョビスから直接に出る事が出来ないのだ。
要するに、当時の皇帝・ティベリウスもこの長い坂を延々昇り降りしてはローマと行き来をしたという事なんだろう・・・そう考えると、ティベリウス帝がどれだけ健脚な人だったかが伺える。




ヴィラ・ジョビスからまたとぼとぼと歩いて戻って来て(でも帰りは下りだから多少楽♪)、カプリ地区の近くまで来ると「Giardini d’Augusto(アウグスト公園)」という看板が見えたので行ってみた。

絶景でちゅ~♪(左上画像)

また、この公園からマリーナ・ピッコラに続くのであろう、つづら折になったが見える(右上画像)
本当はぴよは、この公園内の美しい花壇の画像も沢山撮ったんだが、クソダーには全く興味がないのでデジカメに一枚も花壇の画像が写ってなかった。
殺意が芽生えた(怒)





翌朝、ホテルの部屋のベランダから美しい朝焼けが見えた。
・・・頼むからもう少し構図考えて撮ってくれよ(涙)<ダー

カプリ島内のホテルクソ高くて連泊なんて出来ないので、今日はもうチェックアウトしてローマまで戻らなければいけない。
「青の洞窟」を見ようと思ったら、今日の午前中ラストチャンス

波が高いので催行中止(ががーん)

・・・なんかさ、呪われてる? ←いや、まだこの段階ではスリに遭ってないし(^-^;
今回クソ高いと判っててもカプリ島にわざわざ泊まったのはさ、青の洞窟にどうしても行きたいからという理由だったのに、そりゃーないでしょうよ(涙)

ダー「え?オレはヴィラ・ジョビスに行くには泊まらないとムリだと思ったからだけど?」


クソ野郎の事はこの際一旦忘れよう(怒)
仕方ないから午前中アナカプリ地区に行ってみた。
ソローラ山に登るリフトがあったので、とりあえずネタだと思ってに登って見る事に。




ソローラ山頂上からは美しい海と島の様子が見て取れる(上画像)
カプリ島は本当に風光明媚なので、誰がどう撮影しても何とかサマになるから有り難い(笑)

ところでダーデジカメのメモリーを見ると、同じ物ばかりが写っている。





上画像カーソル当てると、ちょっと引いた絵になる訳だが・・・延々この石像が撮ってある。
どうやらアウグストゥス帝の像らしい。
・・・そーいやぁ、「こんなトコロにあったんだぁ~♪探してたんだよ~う♪」とか言いながら、やたら長い事あそこで撮影してたな~と思い出す。

こんな意味不明な石像はバンバン撮ってあるクセに、その後を降りて行ったサン・ミケーレ教会なんて外観はおろかロクに何も撮ってないじゃないか(怒)




左上の画像、ただ1枚だけよ(涙)<サン・ミケーレ教会
キレイな教会だったのになぁ~。あ、右上画像サン・ミケーレ教会の中にある見晴らし台のようなトコロから撮影したものだろうと推察。ここからの眺めも相当いい♪

さて、これでカプリ島はおしまい。明日はまたローマ練り歩くぞ!




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