【ローマ -フォーリ・インペリアーリ、サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会、他-】
市庁舎からフォーリ・インペリアーリ方面に 降りていくと、カエサルの立像が 立っていました。 ダーはカエサル大・大・大好きなので 興奮しながら「記念写真撮ってー♪」 と大はしゃぎでしたが・・・ ダーの写真じゃー絵にならないので ココは見知らぬ外人さん観光客に モデルになって頂くべきでしょう(笑) 立像の台座にある「S・P・Q・R」は 「Senatus Populus que Romanus」の略で 意味は「ローマの元老院と市民」、 =古代ローマ国家全体の主権者を指す (Wikiから抜粋) この「SPQR」の文字はアチコチで見掛ける |
↑ トラヤヌスの円形マーケット トラヤヌスの記念柱→ |
トラヤヌスの記念柱のアップ → 40mの柱にはトラヤヌス帝の ダキア(現ルーマニア)遠征で 勝利した際の様子が彫刻されている コレがまた・・・ めっちゃくちゃ細かい! ビックリするくらい細かい!! この柱、中は空洞になっていて、 皇帝のお墓なんだそうだ。 |
本当は、この先にある「ドムス・アウレア」(ネロ帝の黄金宮殿)がとても見たかったんだけど・・・ 2005年12月から大雨による水害?で一旦閉鎖され、今は一部のみの公開+事前予約制になっているらしく、時間の予定が立たないぴよ達には到底ムリだと諦めざるを得なかった(涙) ・・・ローマにはまたきっと来る。その時にはもっと時間に余裕を持って予約しておこう。 |
しゃーねーからトボトボとヴェネツィア広場方面に歩く。 この広場にある「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」がとてもステキーな外観だったなーとガイドブックを見た時に思ったので、記念写真撮りに行っておこーっと♪ ・・・なんぢゃよ、この真っ白に囲ってあるモノは(涙) ←右上画像 どうやら修復中?よりによって何故このアタクシが訪れた時に限ってこんな事に(しくしく) 仕方ない、ってかそろそろホテル方面(テルミニ駅周辺)に戻った方がいいでしょう。ユーロスターの時間が気になるし、ホテルに荷物預けっ放しになってるし。 で、サクッと帰ってテルミニ駅上にあるフードコートで簡単に飯食って・・・意外に時間が余った。 余ったので、せっかくだからもう一丁近場で立ち寄れるトコロに行っとく? てな訳で、テルミニ駅から程近い場所にある「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」に来た。 大きな噴水が目立つ共和国広場に面している。アホでも迷う事はない。←こんなんばっか ココは古代の大浴場跡をミケランジェロによって再構築され教会に直したものだそうだ。 廃墟のようなムサい外観なんだけど(下画像)、ミケランジェロは古代文明に敬意を払い、最大限元の建物を生かす形で教会に仕立て直した為に、このような外観になっているんだそうだ。 |
バジリカの入口の扉が・・・ → 兄ちゃんの体が十字架に 切り裂かれていて 「ひえぇぇぇ(怖)」な感じ(^-^; 宗教的に意味があるんですか? 特に怖いモノではないんでしょうが ・・・何だか不気味ですぅ~ |
外観とは打って変わって 中に入るとすんげー美しい! (上画像) 左の画像のおっちゃんの生首(こら) なんて、七色の光が差し込んで 「ヘブン状態!!」になってるよ(笑) |
さて、そろそろテルミニ駅に行かなければユーロスターに乗り遅れてしまう(滝汗) これからいよいよナポリに向けて出発よー♪ |
コレに乗って行きますヨ♪ → 画像にカーソル当てると車内の様子 ローマ-ナポリ間は1時間半程度 変わり映えのしない景色を見たり ウトウトしてる間にナポリに着く。 |
ナポリ駅に到着してホテルまでタクシーに乗ろうとしたんだが、メーターを倒さないタクシーの運ちゃんとぴよがいきなり激しい口論になる(運ちゃんイタリア語vsぴよのアホアホ英語で) しかもホテルまで「50ユーロだ」とかヌカす。アホか!せいぜい20ユーロもしないだろ!! 「絶対にめっちゃボラれてるから降りる!」とぴよは言い張るが、ダーが「疲れてるし面倒臭い」と言い出して、ボリボリ価格でそのままタクシーに乗ってしまう。 ・・・こーいう日本人(ダー)が金を出すから、世界中で日本人がボラれるんだ(怒) フロントでぴよが「30ユーロ取られた(←でも値切ってる)」と言うと、フロントのねーちゃんが呆れた顔をしながら「それは高過ぎるよ」と言った。 ぴよは勝ち誇ったような顔でダーを見た。 (ダーは30ユーロにマケてくれたんだからもう諦めろ、充分安い、とぴよに言っていた) 腹の虫が収まらん。 しかもホテルに向かう途中に見たナポリの街並みは、妙にうらぶれていて汚いラクガキが至る所に描き散らしてあって、いかにも「治安が悪いです」と街全体が訴えかけて来る。 日曜だったせいもあって、シャッターの下りた店が多かったのも更に印象を悪くする。 もう直ぐ日が落ちてしまうので、とりあえあず荷物を部屋に下ろしてから少しだけ近所を散策。 ヌォーヴォ城の前を通り過ぎる。入るには時間が遅過ぎた。次行くべ。 プレビシート広場に出た。 日曜日の夕方だからなのか?閑散としていて何だか薄ら寂しい。 「・・・もう直ぐ日没だからさ、サンタ・ルチア海岸に行こう!俺、思わず歌っちゃうかもぉ~♪」 どこまでも不機嫌なぴよを盛り上げようと、ダーも必死なのである。 でも確かにサンタ・ルチア海岸はぴよもちょっぴり楽しみにしていた。いつまでも不機嫌面でダーに当り散らすのも大人気ない・・・気を取り直してサンタ・ルチア海岸へ向かう事に。 何の変哲もない、うらぶれた汚い海岸がそこにあった。 ヴェスーヴィオ火山も雲が掛かってよく見えない。気が晴れるドコロか落ち込むばかりじゃないか。 「・・・・・。 適当に飯食ってホテルに戻るか(溜息)」 流石のダーもサンタ・ルチア海岸のショボさには打ちのめされたようだ。 明日はこの旅行でも最大の見ドコロ、ポンペイ遺跡に行くんだから、少しは気分を持ち上げねば・・・ |