チュニジア



【マトマタ~スファックス】


【マトマタ】


マトマタの街は「穴居住宅」で有名
かつてアラブ人からの侵攻を恐れた
この地に住むベルベル人達が
地面に穴を掘って住むようになったそうだ

そしてマトマタでもう1つ有名な事

・・・それは、「スター・ウォーズ」のロケ地
ルーク・スカイウォーカーの生家の
撮影を行った場所が正にココ

映画好き、SWファンには聖地だ!



 まずは穴居住宅の見学


どうやら今現在も実際に住んでいる
一般のご家庭を訪問するらしい^^;

ま、まあ・・・当然だけど代理店から
それなりの謝礼を貰ってて
それで飯食ってるんだろうから
気の毒がるのもおかしな話だけどね


なーんか、申し訳ない気持ちになるよなぁ
 
  いきなりですが、工事中の穴を
見せてもらいました。

オトーチャンが毎日コツコツと
穴を掘っているんだそうだ。
完成したら新しい子供部屋になるんだとか
 
ここはお台所らしい。
他にもリビングや寝室等も気前良く
ジャンジャン見せてくれる

余りにもプライベートをずかずかと
覗き込むのもいかがなものかと思うが

見られている方は商売だと割り切ってる様子
 



 

   ↑
バーチャンとお孫さん、臼で粉を引いてるんだそうだ。
 
   

     
  住居の上に登れるので上から俯瞰してみた





   【シディ・ドリス・ホテル】


ここが、かの「スター・ウォーズ」の主人公
ルーク・スカイウォーカーの故郷
「タトゥイーン」の生家の撮影に
使われたホテル

もうぶっちゃけ、ココに来る為だけに
今回チュニジアまで行ったって
言ってもいいかもしれないっ!!
   


テンションUP↑↑↑


上がるわ。そりゃ~上がるだろ。
子供の頃、生まれて初めて見た字幕映画がこの「スター・ウォーズ」だった。
ルークのヘタレっぷりは可愛かったし、ハン・ソロお兄さんはめっちゃくちゃカッコ良かった!
そしてチューバッカは憎めない毛むくじゃらだった!!
てか学生時代お気に入りのぬいぐるみに「ちうばっか」っていう名前付けて可愛がってたのーん!
      ↑
  ただいま自分の半生が走馬灯のように駆け巡り中


 


 ・・・んー。まあ、確かにセットが残してある・・・んだけどね・・・
 何だろう、この安っぽs(以下、自主規制)

 あーいかんいかん。どんどん心の中の何かがしぼんで行くぅ~・・・><
 ちなみにこのホテルの部屋を見せてもらった


・・・んー。まあ、ないわな(ボソ
チュニジア来て、もしこの部屋に通されたら
とりあえずツアコン呼びつけて小一時間は
説教垂れるのデフォルトだわなw
 


・・・とは言え、それでもね、ずーっとずーっとずーっと憧れてた場所だったんです。
死ぬまでに絶対に絶対に訪れたかった「聖地」には違いないんです。
だから今回このホテルに来る事が出来て、本当に良かった。もう2度と来ないだろうけどw


  ←まあ、そんな訳で記念写真だけは当然撮っておいたゼ☆





そうは言ったってねー、この雄大かつ荒涼な景色を見てみ!!
「ああ、これは確かにタトゥイーンのあの様子だ」って思うでしょ!?←往生際悪いタイプw





【スファックス】

まあ、そんなこんなで今日は移動が長いのでスファックスに到着してホテルチェックインしたら、夕食の時間までは自由行動という事になりました。
泊まったホテルの部屋からは真正面に旧市街を取り囲む城壁が見えます。
「せっかくだから旧市街に散策に行ってみようか!」という話になって出かけてみました。


← スファックス旧市街の城門

たまたま泊まったホテルが旧市街の真正面
徒歩5分程の場所だったので行き易かった
   
   
  旧市街の中の散策は楽しい♪


時も忘れて歩き回りながら撮影して
ふと気付くと辺りは薄暗くなっていました

「そろそろホテル戻ろうか」

そんな話をしながら歩いている内に
そういえば、さっきから妙にダーが
無口になったなぁ・・・と気付いたんです
 


夕食の時間があるから、それに合わせてホテルに戻ろうと歩き出した私達だったが、明らかにダーの様子がおかしい事にこの時点になってようやく気付いた。
・・・うん、すまん。カメラ構えると周囲の雑音(!)が一切見えない・聞こえないんですぅ~

でも言い訳すると、ダーダーで自分だってせっかく滅多に来れない国までやって来たんだから、なるべく悔いの残らないように見られる物は見ておきたかったから我慢していたんだそうだ。

もう直ぐホテルに着く・・・という所でダー真っ青な顔+額に脂汗をタラタラと流しながら
「俺、部屋まで持たないからロビーのトイレ行くわ。お前先に部屋行ってて」と言い残し、お腹を押さえて物凄い微妙~な小走りをその場に置いてホテルの中に消えて行った。





ダーはたっぷり30分以上経ってからヘロヘロになって部屋に戻って来た。
そういえば、今朝「お腹の調子が悪い」と言っていたな・・・とこの時になってようやく思い出した。
スター・ウォーズネタですっかり舞い上がって、ダーの体調の事など頭の片隅にも残ってなかった^^;


ぴ「ごめん。私すっかりアンタが体調悪いって言ってたの忘れてたわ」
ダ『いやいいよ。俺も昼間はちょっと調子取り戻していい気になって観光してたし』
ぴ「だよね・・・てかさ、さっきからガタガタ震えてない?もしかして寒い?」
ダ『ん、俺もしかしたら今熱が上がってるのかもな。さっきから寒気がしててさ・・・』
ぴ「
(額に手を当てる)・・・あー。こりゃダメだ。ツアコンさんに頼んで医者呼ぼう」


往診してくれた医師が処方してくれた薬→


何と、ツアーバスの運転手さんとガイドさんが
ホテル近くの処方箋薬局を探して
買いに行ってくれたんですよ!!

本当に本当に感謝!感謝!!
 


ツアコンさん事情を説明すると部屋にすっ飛んで来てくれて、直ぐに医者を呼んで来てくれた。
医師診察してもらい、注射を1本打ってもらって薬の処方箋を書いてもらい、薬もGET

・・・ツアコンさん、現地ガイドさん、運転手さん、本当にありがとうございました!(涙


でもね、
これらの一連の騒ぎがあったのが、ちょうどホテルの夕食時間だったんですよ。
サラダが出て来て、さあコレからディナーの始まりだぜー☆って所で
「奥様、医者が到着しました!」って呼ばれて中断して部屋へ・・・

ようやく診察も終わってレストランに戻ってみると・・・既に冷え切ったコース料理が><
しかも明らかに周囲の空気「もうコレ、食べませんよね?お下げしますね」 orz

そりゃね、ダーだって食ってないわよ。
てかあの状態だったら「食え」と言われても食べられなかったからダーはいいでしょうよ。
でもね、でもね、東南アジア生水を飲んでも平気な体、一日動き回ってお腹がペコペコな状態でこれからやっと夕飯にあり付ける!と思った所で取り上げられて・・・



マジで腹が減ってコッチが死にそうだよ!(号泣





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